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【映画】2010年度映画ベスト

2010年12月31日 17:58

 こんにちは、mayaです。
 今年も残すところ、あとわずかとなりました。そんなわけで、これまでのライトノベル、小説、マンガ、音楽に引き続き、2010年に聞いて、観て、あるいは読んで良かったものについての簡単なメモとなります。今回で最後ですね、映画に関して――


【2010年 映画・ベスト】
 ※映像は全てトレーラーです。


 

◇クリストファー・ノーラン監督、『インセプション』(アメリカ、2010)
 キャスト:レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙、他
 公式URLはこちら

 眠っている間に、その人の潜在意識に侵入して、アイデアなどを盗み出すスペシャリストのコブ(=レオナルド・ディカプリオ)は、ふとしたきっかけで国際指名手配を受けてしまいます。そんなコブは名誉挽回のために「インセプション」というミッションに立ち向かうのですが――
 あの《バットマン》シリーズの傑作『ダークナイト』を手がけた鬼才、クリストファー・ノーランが監督という時点で、もう期待で胸がはち切れそうになりますが、本作はむしろ、良質なSFサスペンスといったふうで、少なくとも、観終わった後にネットなどで他の人のレビューを確認したくなるぐらい、いくつかの伏線、トリックなどが有機的に機能しています。映画館だけじゃ足りない。DVDレンタルするしかない。それでも、まだ分からない!w
 今年のSF映画の最高峰。ちょっとだけ物足りないとしたら、渡辺謙さんがいまいち役に合っていなかったかな、といったことぐらい。お正月にこそ、ぜひどうぞ。




 

◇ニール・プロムカンプ監督、『第9地区』(オーストラリア、2009)
 キャスト:シャールト・コプリー、他
 公式URLはこちら

 南アフリカ共和国のヨハネスブルグに、突然、エビ(=地球外生命体のこと)が舞い降り、それから28年後、南アの第9地区(=スラム)で人間はエビと戦いつつも共生をしていました。そのエビを強制退去させようと派遣されたヴィカス(シャールト・コプリー)はふとしたことで、さらなる戦いの引き鉄を引いてしまうのですが――
 上記の『インセプション』と同様、2010年度のSF映画を代表する作品。ただし、ちょっとばかし癖があって、手放しで素晴らしいと言える作品ではないのですが、日本のアニメの影響がかなり垣間見れるところを含めて、アニメファンにこそ観てほしい作品です。特に、メカ好きの人は必見!




 

◇トーマス・アルフレッドソン監督、『ぼくのエリ、200歳の少女』(スウェーデン、2008)
 キャスト:カーレ・ヘーデブラント、リーナ・レアンデション、他
 公式URLはこちら

 ストックホルムの郊外、12歳のオスカー(カーレ・ヘーデブラント)は学校でいじめられていましたが、あるとき隣に引っ越してきたエリ(リーナ・レアンデション)と出会ったことにより、せめていじめにあわないぐらい強くなろうと願います。その一方、ストックホルムでは全身の血を抜き取られた青年の死体が見つかっていました――
 ヨン・リンドクヴィストの『モールス』(ハヤカワ文庫NV)を原作者自らが脚色して、2008年の映画公開後、世界中の映画賞を総ナメにしてきたヴァンパイアもの。ポイントはそのモンスターを少女が演じているということ。これはもう、観にいくっきゃないと、エリ目的で行ったわけですが、そのストーリーと演出の高さに思わず、「あ、これ、すげーや」と感嘆していました。猟奇殺人、吸血鬼の少女、その少女に焦がれる少年、そしてストックホルム郊外の冷たさと、残酷なまでの子供たちの世界。その全てが素晴らしい。
 とはいえ、本当に、本当に、本当に(!!)、残念なのが、とあるシーンで、とある部分にぼかしが入っていたこと!! くそう、こうなったら、日本を飛び出して海外で見てやろうかと、真剣に思ったほどです。
 2011年2月にDVD化とのことなので、未見の方はぜひどうぞ。




 

◇カニー・ルコント監督・脚本、『冬の小鳥』(韓国、フランス、2009)
 キャスト:キム・セロン、パク・ドヨン、コ・アソン、他
 公式URLはこちら

 孤児院に入れられた少女のジニ(キム・セロン)は、いまだに父親が戻ってきてくれると信じています。その孤児院で知り合ったスッキ(パク・ドヨン)と意気投合し、屋上で死にかけていた小鳥をひっそりと飼いはじめるのですが、一人、またひとりと、里親にもらわれて去っていく子供たち。それでも、ジニは頑なに父親を待ち続けます――
 とにもかくにも、ヴァンパイアのエリも可愛いんだけど、このジニも、めちゃくちゃ可愛い!(ええと、断っておきますが、ロ×が出ている映画をすべからく推薦しているわけじゃありませんよ、本当です) とりあえず、公式サイトでジニが可愛いと思った紳士の皆さんは、すぐに観にいきましょう(ひどい紹介の仕方だな、おい)。




 
 ※スペイン語のトレーラーです

◇ホアン・カセ・カンパネラ監督、『瞳の中の秘密』(アルゼンチン、2009)
 キャスト:リカルド・ダリン、ソレダ・ビジャミル、他
 公式URLはこちら

 刑事裁判所を退職したベンハミン(リカルド・ダリン)は、以前担当した未解決の殺人事件をネタにした小説を執筆しようと試み、昔のボスの女性検事補イレーネ(ソレダ・ビジャミル)と共に、再度、その事件の闇へと迫っていくことになるが――
 原作があるなら、ぜひとも読んでみたい作品。タイトルのとおり、登場するキャラクターのいずれの瞳にも秘密がひそんでいます。そんな静謐な雰囲気が良く、また、過去の出来事をベンハミンの小説で振り返るというフラクタルな構造にもなっていて、そんな仕掛けも良いという、一粒で二度美味しい作品です。
 映画『インセプション』とはベクトルが異なり、人間の情念の奥深さをその目でそっと語るといった大人のサスペンス作品です。どんでん返しを楽しみたい人はぜひどうぞ。




 

◇石原立也監督、『劇場版 涼宮ハルヒの消失』(京都アニメーション)
 キャスト:杉田智和、平野綾、茅原実里、後藤邑子、小野大輔、他
 公式URLはこちら

 2000年代のアニメのベスト5に入る作品。正直なところ、《涼宮ハルヒ》シリーズは原作の1巻と、2巻を途中まで読んで止めていたのですが、この映画を観たことで、原作を一気に揃えてしまったのはいうまでもありません。それほど、少なくとも、原作未読者にとってみれば、この映画の出来はすごく良く、何よりも2時間40分が気にならないくらい面白かったです。
 特に、キョン(杉田智和)が「(ハルヒに振り回された)非日常が本当は楽しかったんだろう?」と、自らに問いつめるシーンは本作中の白眉――これこそ、ライトノベルの真髄に他ならないのではないでしょうか。ちなみに、個人的には、最後の病院のシーン、夕日を浴びて、寝袋でぐっすりと眠っているハルヒがすごく好きです。ツンデレ少女の寝顔って宝物ですね!
 で、やっぱり、ライトノベルの主人公はここぞってときに、飛び出しかねない勢いで走らなきゃならない――そんなふうに空でも、少女でもないんだけど、「平行世界をかけた少年」の物語。続きが気になる方は、原作の『涼宮ハルヒの陰謀』(谷川流、角川スニーカー文庫)をどうぞ。

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