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【定期】10月5週目のお気に入り(更新中、一校)

2012年10月28日 00:00


 こんにちは、mayaです。
 気がつけば残すところ今年も後二ヶ月。今月の最大のイベントと言えば『ヱヴァンゲリオン新劇場版:Q』が公開されること! うわあ、はーやーくー見てえ!! でも、初週は阿呆みたいに並ぶんだろうなあ。面倒だなあ……というわけで、見るのは来月あたりで空いてきたタイミングになるかもしれません。
 さて、10月5週目の個人的にお気に入りメモを残します(更新中)。


【小説】
 
午前零時のサンドリヨン (創元推理文庫)午前零時のサンドリヨン (創元推理文庫)
(2012/10/20)
相沢 沙呼

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 文庫落ち。2009年の鮎川哲也賞受賞作。現在三冊目まで出ている<女子高生マジシャン・酉乃初>シリーズの初作にもなります。先に下記の『カンパニュラの銀翼』を読んでからになります。気に入ったらそのままハードカバーのシリーズものに突入するかも。

 
カンパニュラの銀翼カンパニュラの銀翼
(2012/10/24)
中里 友香

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 第二回アガサ・クリスティー賞受賞作。というよりも、2007年の日本SF新人賞を取った作者さんが講談社BOXとか流浪の末にやっと足場を固めたかなといった作品。現在、読書中。


【一般書】
 
ふたりの微積分――数学をめぐる文通からぼくが人生について学んだことふたりの微積分――数学をめぐる文通からぼくが人生について学んだこと
(2012/10/24)
スティーヴン・ストロガッツ

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 たまたま大学の生協に寄ることがあって、そこの店頭で見かけた作品。ぱらぱらと読んでみたけど、数学的な小話というよりも、生徒が先生との思い出を綴ったエッセイ風小説といった趣きでした。どうせどこかしらの新聞の書評に載るんだろうけど、時間が取れたら読んでみたいなと思います。

 
ゾンビ襲来: 国際政治理論で、その日に備えるゾンビ襲来: 国際政治理論で、その日に備える
(2012/10/24)
ダニエル ドレズナー

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 ITMedeiaのねとらぼで『「国際政治理論で、その日に備える」ってどういうこと?』と、ピックアップしていたのでぱらぱらと立ち読みして面白そうだったら購入予定。


【漫画】
 
とある科学の超電磁砲 8―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)とある科学の超電磁砲 8―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)
(2012/10/27)
鎌池 和馬

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 どう見ても中学生には見えない食蜂操祈さん回というか大覇星祭で、みさきちのおぱーいがどこまで揺れるのか、そこがポイントだと思っていた時期がわたしにもありました……はい。蓋を開けてみると、みさきちあんまし登場しないじゃねえかあああ。というわけで、見事な馬場くん回になっていました(あと婚后さんも)。とりあえず、カラー表紙のアニメ版権イラストに載っている四人娘の水着姿は眼福だった。で、以下、ちとネタバレですが、どうも今回暗躍しているのは二組織あるようで(原作というか魔術サイドだとさらにここに使徒十字が絡むんですよね)、馬場くんが本来所属している「メンバー」と、食蜂操祈さんに接触してきた絶対能力進化計画の外人研究員と二つの思惑が彼女を中心にして絡んでいるみたいです。問題は食蜂さんが「メンバー」をどこまで操作してるのか、それに外人研究員の計画にどこまで加担しているのかということでしょうか。御坂さんにちょっかいこそ出しはすれども、敵意を持っているわけでも、絶対能力者に興味を持っている節もなかったので、今後の食蜂さんの行動がわたし気になります。

 
4コマ公式アンソロジー 境界線上のホライゾン (電撃コミックス EX 179-1)4コマ公式アンソロジー 境界線上のホライゾン (電撃コミックス EX 179-1)
(2012/10/27)
川上 稔

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 カバ-表紙は木尾士目さん。アンソロジーということで他に『ストライクウィッチーズ 片翼の魔女たち』(角川書店)というおぱーい漫画を書いているしのづかあつとさんなどが参加。

 
境界線上のホラ子さん (電撃コミックス EX)境界線上のホラ子さん (電撃コミックス EX)
(2012/10/27)
羽仁 倉雲、川上 稔 他

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 アニメ期間中に連載されていた公式パロディ四コマ集。あと一年は出てこないホライゾン新作をこのネタ四コマで慰むしかないですなあ。三期と共に復活希望です。

 
リュウマのガゴウ 2巻 (ヤングキングコミックス)リュウマのガゴウ 2巻 (ヤングキングコミックス)
(2012/10/30)
宮下 裕樹

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 一巻はオムニバスで時系列もばらばらに様々なリュウマが出てきましたが、その巻末で二巻から話が動き出すとのことで期待して購入予定。今週の漫画の中では最もお勧めの一冊。

 
ワールドゲイズ クリップス (1) (カドカワコミックス・エース)ワールドゲイズ クリップス (1) (カドカワコミックス・エース)
(2012/11/02)
五十嵐 藍

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 今年の5月に出た『ローファイ・アフタースクール――五十嵐藍短編集』(マッグガーデン)を店頭でぱらぱらと読んで、結構惹かれた作者さん。とりあえず様子見にて購入予定。

 
【映画】
 
 映画『幸せへのキセキ』予告編(シネマトゥデイより)
 
幸せへのキセキ 2枚組ブルーレイ&DVD&デジタルコピー〔初回生産限定〕 [Blu-ray]幸せへのキセキ 2枚組ブルーレイ&DVD&デジタルコピー〔初回生産限定〕 [Blu-ray]
(2012/11/02)
マット・デイモン、スカーレット・ヨハンソン 他

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 11月2日にレンタル開始。
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【定期】10月4週目のお気に入り

2012年10月27日 21:10


 こんにちは、mayaです。
 一気に寒くなり、風邪が大流行中ですが、わたしの周りではなぜかウィルス性胃腸炎が流行っています……直属のボスが二人とも胃腸炎でダウンとか……まあ、わたしも胃はあまり強くない方なので気をつけよう(と言いつつ、メーヤウで辛いカレーを食したり、陳麻家で坦々麺を三辛にしたり)。
 さて、10月4週目の個人的にお気に入りメモを残します。


【小説】
 
青い脂青い脂
(2012/08/23)
ウラジーミル・ソローキン

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 先週から引き続き、『本の雑誌 2012/11』からの紹介で恐縮ですが、大森望さんと豊崎由美さんがよりにもよって同時に取り上げちゃったロシアの大変人ウラジミール・ソローキンの作品。この二人の評が被ると、はるか昔の『ダヴィンチ』誌でもそうでしたがまず外れはありません。しかもどちらもべた褒めときたなら迷わず購入でしょう。てなわけで、先週はフォルカー・クッチャーの『濡れた魚』(創元推理文庫)でドイツ史を紐解いたので(結局は大して解かなかったけれど)、今週はロシア史かと思って読んでみたら――ええと、あの、大森さん、豊崎さん、わし、この本に書いてあることが意味不明でさっぱりと分かりませんですたい……(T_T) それもそのはず。脚注はあれどもロシア語に様々な言語をミックスさせたらしき未来言語なるものが延々と百ページぐらい続いて、さながらジョイスの『フィネガンズ・ウェイク』かよとツッコミたくなるんだけど、まあ、実際にソローキンが目指したのもそこらへんなんだろうなあ。話としては東シベリアの遺伝子研究所が七人の文豪のクローン、トルストイ四号、チェーホフ三号、ナボコフ七号、ドストエフスキー二号などを生みだし、創作時に分泌される“青い脂”を採取してさあこれから何かすげえことが始まるぜェってときに、どういう因果かロシア大地交合者教団とかいうカルトに奪取されて、でもってタイムトラベルして、なぜかヒトラーが健在で欧州をほぼ支配し、スターリンとフルシチョフが「あーッ」している1954年のモスクワにたどり着いて、さらにさらにさっきのよく分からない文豪のクローンたちのパロディがずんどこずんどこ挿入されていって……ええと、あの、いったい、わたしは本当に何を語っているんでしょうか。とりあえず、学のないわたしにとっては理解するんじゃない、感じるんだといった作品で、面白かったというよりも、凄かったとしか言いようのない作品。いやあ、世界は広いなあ本当に。たぶん、どっかの偉いロシア文学者さんとかサブカル研究者さんとか『ユリイカ』さんとかが取り上げて、あーだこーだと色々語りそうですが、わたしはもういいですはい。でも、脳内ギュルギュルさせたいならめちゃお勧め(たぶん)。

 
ミナの物語ミナの物語
(2012/10/11)
デイヴィッド・アーモンド

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 本屋で見つけた瞬間、思わず「うひゃあ!」と小躍りしたくなってしまった作品。カーネギー賞とウィットブレッド賞受賞作『肩甲骨は翼のなごり』(創元推理文庫)のデイヴィッド・アーモンドの新作。しかも、よりにもよってその作品の前日譚に当たります。で、内容としては幼いミナの日記であり、ありていに言うならば彼女が学校に馴染めずにドロップアウトして、家の周りを冒険したり、フリースクールに通ってみたり、結局は母親のもとで家庭教育を受けることになったり、そういった諸々のことを通じて、最終的には隣に越してくるマイケルと出会うまでの日常を綴った作品。先の『肩甲骨は翼のなごり』も、アーモンドは児童向けに書いたと発表しているけど、本書はそれよりもさらに低学年の子供向きに記されていると言っていいかもしれません(実際にフォントいじりやページの黒塗りなど装丁も絵本みたいに賑やか)。とはいっても、大人の視点で読んでみると、ミナの母親が創造性豊かで少し閉じこもりがちな子供と向き合う物語として見ることもできます。また、ラストページのカタルシスを得る為にも、『肩甲骨は翼のなごり』は必読(そういう意味ではファンブックと言ってもいいかもしれません)。My NAME is MiNA. という言葉の色どりがOPとEDでここまで異なるのだから、アーモンドの作品は魔法だと思う。


【漫画】
 
魔女の心臓(1) (ガンガンコミックスONLINE)魔女の心臓(1) (ガンガンコミックスONLINE)
(2012/10/22)
matoba

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 デビュー作『ほしのこ』(スクエニ)がめちゃくちゃ可愛かったmatobaさんの新シリーズ。前作でもドラマ作りの力があるよなあと実感していたのですが、如何せん絵柄の可愛さが先行しているようにも見えて、何だかちょっと損しているように感じていました。しかし、本作では、そのキャラクター作りの妙と連作短編としての構成力がついに本領発揮しています。内容は、心臓を失くし、空の胸腔を抱く不死の魔女ミカと、その旅の共をする喋るランタンのルミエールのロードノベルで、五百年前に自分の心臓を持ち去った妹を探しているといったもの。今巻は全て読み切りに近い短編で構成されており、悲劇も、喜劇も描かれており、ファンタジーにありがちな突飛なキャラも設定も出てくるわけではありませんが、とても力強い物語となっています。お気に入りは「第1話 深雪の森」、「第3話 君想う謳」――ルミエールくんとの回想で出てきますが、どうやらミカさんはどこかのお姫さまのようですね。妹さんがなぜ心臓を持ち去ったのか。元執事にも竜にも体現できるらしきルミエールくんとは何者なのか。何より、他四作とは明らかにタイトルの異なる「第5話 関門にて」の引きで出てきた不死の秘密を探るヴィオティーテ姫とは……。あくまでも私見ですが、PEACH-PITさんの作品が好きな方には絶賛お勧めです。

 
ゴーグル (KCデラックス)ゴーグル (KCデラックス)
(2012/10/23)
豊田 徹也

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 四季大賞受賞の表題作が載っている短編集。ついに読めたどー。本当に寡作の作者さんなので一読者としては新刊を待つのが辛いのですが、収録されているのは六編(内一篇のみショートショート)。こう言うと失礼かもしれませんが、シネフィルが好む単館系作品といった趣きがあり、珠玉の短編集です。今年のベストに入れてもいいくらい。詳しいレビューはこちらで書いています。

 
バガボンド(34) (モーニング KC)バガボンド(34) (モーニング KC)
(2012/10/23)
井上 雄彦

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 えれえ久しぶりな新刊だなあと思って調べてみたら、33巻が出たのは2010年5月……まさか二年も経っていたとは……。本作における語りは、吉川英治さんが産み出した本位田又八というキャラクターが行っていて(今巻でも久しぶりに橋の上に佇む老いた又八が登場)、そういう意味では、『武州伝来記』『二天記』といった代表的な武蔵伝を記した宮本伊織を意図的に隠すのかなとずっと思っていたわけですが、今巻で初めて童の伊織が登場。また、佐々木小次郎もついに豊前の小倉藩の剣術指南として招かれます。内容的には吉川英治さんの『宮本武蔵』全8巻のうち、6巻あたりまで来たかなといったところで、残すは武蔵が幕府指南役へと招かれてお通と結婚するかといったエピソードと、あとは細川家士官が先に来ましたが佐々木小次郎の武勇伝といったところでしょうか。又八の将軍暗殺エピソードも消化するのかな。でも、井上雅彦さんのことだから、次の一巻丸ごと使って武蔵の農耕エピソードをやりそうな気も……。

 
GIANT KILLING(25) (モーニング KC)GIANT KILLING(25) (モーニング KC)
(2012/10/23)
ツジトモ

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 新刊が出るのが最も楽しみな漫画。もう25巻にもなるんですね。全然勢いが止まらないからすごいや。たぶん、今シーズンで東京ETUが優勝して終わる気もしますが、今巻は前巻に引き続きサポーター・スカルズ結成回。わたしも好きな野球、サッカーチームはあれど、そこに多くの時間を費やすサポーターという程ではないので、なかなかに興味を持って読むことができました。ツジトモさんの作品はこういう周辺ドラマを浮かび上がらせるのがいつもながら上手いですよね。リーグ戦の方は策士ヴェンゲルもといミルコヴィッチが率いる千葉との戦いで、サポーター回もまだまだ続きそうです。

 
日常 (8) (カドカワコミックス・エース)日常 (8) (カドカワコミックス・エース)
(2012/10/24)
あらゐ けいいち

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 昨年、京都アニメーションによるアニメ化による賑やかしもありましたが、1巻の頃からずっと追っているオールドファンとしては、やっぱり原作は別格です。帯にあった「はかせ時計」と「日常マフラー」が気になる。特に後者なんかふつーに着て外に出られるでえ。エピソードとしては「日常の132」が好き。今巻は中村先生が色んな意味でたくさんテイクオフしていた気がします。カバーをめくって出てくる「ゆっこ・麻衣・みおの中学時代プレイバック」もあり。ていうか、中学時代のショート麻衣さんもかわええ。

 
なかじまなかじま 1 (花とゆめCOMICS)なかじまなかじま 1 (花とゆめCOMICS)
(2012/10/24)
西炯子

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 『なかじまなかじま』ってタイトルなんぞw と、思わずツッコミを入れたくなる新シリーズ。本人いわくドブスだけど、どう見てもブスには見えないスレンダー美人の北白河さん。メガネ、長身、陸上オタクでショタ。かなりのネガティブ思考の持ち主で、何でも悪く考えがちなので、映画監督の中島圭に「ドブス」と言われつつも女優として誘われても断ってしまう始末――と、まあ、いわゆるシンデレラストーリーに当たると思うのですが、北白河さんがマイナス過ぎてややストレスフルかも。脇を固めるおデブで過食な桜沢さんと、高校陸上界のエース中島俊くんがむしろ魅力的。タイトルが『なかじまなかじま』なことから、映画監督(父)と陸上エース(息子)の二人で北白河さんを取り合い、本人は引っ込み思案で悪い方にばかり考えてなかなか決着がつかないという流れになっていくのは見えてくるだけに、どう転がすかがポイントだとは思うのですが、個人的にはやはりヒロインのネガティブさが若干合わないかなあ。あと、どうでもいいことだけど、『恋と軍艦 3巻』にも映画の撮影現場が出てきましたね。どこかに取材に行ったのかしらん。

 
恋と軍艦(3) (講談社コミックスなかよし)恋と軍艦(3) (講談社コミックスなかよし)
(2012/10/24)
西 炯子

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 実は、西炯子さんの作品ではなかなかにティーンズっぽくて個人的にはお気に入りの<恋と軍艦>シリーズ。今回も、ヒロインが映画の主演女優に選ばれるというありえないファンタジーをかましてくれますが、何だか小学生あたりの読者にキラキラした夢を見させる工夫みたいなものが透けて見えてきて、逆に好感が持てます。今巻の収穫は入市アレクサンドルと篠原さんの仲(!?)が進展したといったところでしょうか。

 
化けてりや(1) (ビッグガンガンコミックス)化けてりや(1) (ビッグガンガンコミックス)
(2012/10/25)
たかはし 慶行

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化けてりや(2) (ビッグガンガンコミックス)化けてりや(2) (ビッグガンガンコミックス)
(2012/10/25)
たかはし 慶行

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 公式HP上の第一話から第三話を試し読みしたらなかなかに引き込まれたので期待して購入。正直なところ、キャラクターの行動もストーリーも破綻している作品で、京都の街を燃やし壊した妖怪を「やっつけよう」となった後に「こいつをッ助けてやってくださいッ!!」とか、どエスな唯我独尊お嬢様がちょっとした一夜の体験や幼女化で一気にデレたりとか、そういったバランスの悪さは散見されるし、主人公は妖怪の餌ということで力がなく、今のところ津久井という妖怪のシナリオに乗せられているだけの存在なので、いまいちカタルシスが見出せないのと、作品のゴールが見えてこないことも含め、何だかややとっちらかった漫画だなあという印象は拭い切れません。とはいえ、そんな瑕疵をくつがえすぐらいに、各キャラクターに魅力があります。行動は破綻しているけど、巻き込まれ体質でへたれな主人公が見せるキレ芸は個性的だし、どエスお嬢様の鞭打ちシーンもいい(話が進むごとにデレになりますが……)。津久井はイケメンにならない方がよっぽどカッコいいし、今のところあまりフューチャーされてない口数の少ない一井さんも可愛い。要は、そんな個性的なキャラクターを破綻なくまとめ切れば「化け」る作家さん、あるいは作品になるんじゃないかなと思います。


【音楽】
 
 RIZE『LOCAL DEFENSE ORGANIZATION』(公式)
 
LOCAL DEFENSE ORGANIZATION(初回限定盤)LOCAL DEFENSE ORGANIZATION(初回限定盤)
(2012/10/17)
RIZE

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 気づけばRIZEも15年ですか……自分も年をとるわけだなあとつくづく実感。二年ぶりのシングルカットですね。かなり遊び心に溢れた曲で、イントロで聞こえてくる「WE LOVE YOU」がサビでも効果的に使われていてめちゃ好感触。


 
 flumpool「Answer」Music Video Short ver.(公式)
 
Answer 【初回盤A  with visual content】(CD+DVD)Answer 【初回盤A with visual content】(CD+DVD)
(2012/11/07)
flumpool

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 アニメ主題歌みたいでかっこいいじゃんと思ったら、TBS系ドラマの主題歌でした。残念。でも、どちらかと言うと、ノリノリな曲を作ってもどこかアンニュイな感じになるFlumpoolにしては珍しく、徹頭徹尾ポップでかっこいい曲なんじゃないかなあと思います。


【映像】
 
 映画『メン・イン・ブラック3』オリジナル予告編(シネマトゥデイより)
 
メン・イン・ブラック3 blu-ray & DVDメン・イン・ブラック3 blu-ray & DVD
(2012/10/26)
ウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズ 他

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 10月24日からレンタル開始というわけで借りてきました(本当は映画館で観たかった……)。で、トミー・リー・ジョーンズがジョシュ・ブローリンに代わっていたのを除けばいつものメンインブラックでした。とはいってもこのシリーズの魅力がウィル・スミス(=エージェントJ)とトミー・リー・ジョーンズ(=エージェントK)の奇妙な掛け合いにあるというのは確かで、そういう意味ではジョシュ・ブローリンが若い頃のKを演じ切っていたのは見事。また、ややネタバレになりますが、Kの過去とJの生い立ちがこのシリーズで初めて見れたのは良かったですね。アポロ11号とか、ミラクル・メッツ、アンディ・ウォーホールやジャニス・ジョプリンとか小ネタが効いているのもGOODでした。少し残念だったのがエージェントMことマイケル・ジャクソンと、エージェントZことリップ・トーン、それに犬のフランクが出てこなかったこと。マイケルは仕方ありませんが、リップ・トーンはやはり御年かなあ(調べたら81歳でした)。フランクに至ってはJの家で遺影になっていたw そういえば、シリーズ2でエージェントとなったロザリオ・ドーソンはどこいったんだろう。


 
 
【Amazon.co.jp限定】ストライクウィッチーズ劇場版Blu-ray限定版 (劇場版後日談ドラマCD「坂本美緒少佐陣中日誌」付き) (完全限定生産版)【Amazon.co.jp限定】ストライクウィッチーズ劇場版Blu-ray限定版 (劇場版後日談ドラマCD「坂本美緒少佐陣中日誌」付き) (完全限定生産版)
(2012/10/26)
福圓美里:宮藤芳佳、内田彩:服部静夏 他

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 実は密林さんでの購入予定がないので、劇場版後日談ドラマCD「坂本美緒少佐陣中日誌」を聞くことができないのが悔やまれるのですが、やっと発売ということで、これで夜な夜な『ストライクウィッチーズ 劇場版 オフィシャルファンブック コンプリートファイル』(角川書店)をめくっては映画を思い出していた日々が終わるのかと思うと胸に込み上げてくるものがあります。響での「501st JFW.OA~第五○一統合戦闘航空団公式放送~」でも福園さんが出てきて応援していましたが、はあ、第三期早く来ないかなあ。


【その他】
◆今週の気になったニュース
・IT Medeia ねとらぼ(10/23)「30過ぎのオッサンが書いた女の子向けゲームのレビューが熱いと話題に
 3DSの『わがままファッション GIRLS MODE よくばり宣言!』(任天堂)のアマゾンのカスタマーレビューが熱いというお話。別におっさんが少女小説や少女漫画を読んでも、女の子向けゲームをやってもいいじゃない。ホモゲーレビューなら熱いがな!

・時事ドットコム(10/25)「今年12月の世界終末説はうそ=マヤ団体が政府・観光業批判-グアテマラ
 このブログの主もそうですが、本当にマヤとつくものにろくなものがないという例。

【漫画】豊田徹也『ゴーグル』(講談社)

2012年10月25日 01:20

 
ゴーグル (KCデラックス)ゴーグル (KCデラックス)
(2012/10/23)
豊田 徹也

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『アンダーカレント』『珈琲時間』というロングセラーを生んだ豊田徹也はじめての短編集。単行本未収録だった表題作、ファン待望の『ゴーグル』ほか、月刊アフタヌーンにて発表された、感動あり、笑いあり、そのどちらでもない微妙なものありのバラエティー豊かな中短編が楽しめます!
公式HP(雑誌『アフタヌーン』)の作品紹介より
※試し読み可能ですが、Webブラウザ用のプラグインが必要。

「スライダー」 (雑誌『アフタヌーン 2008年1月号』)
「ミスター・ボージャングル」 (雑誌『アフタヌーン 2011年4月号』)
「ゴーグル」 (雑誌『アフタヌーン 2003年9月号』、四季大賞受賞作)
「古書月の屋買取行」 (雑誌『彷書月刊 2007年1月号』)
「海を見に行く」 (雑誌『アフタヌーン 2012年11月号』)
「とんかつ」 (雑誌『アフタヌーン 2012年10月号』)
以上、六作品を収録。
※「古書月の屋買取行」のみショートショート(二ページ)
※「海を見に行く」は「ゴーグル」の前日譚


「…彼はとても高く跳んだ。とても高く跳んだ……」
「えっ?」
「いや、なんでもない」
(「ミスター・ボージャングル」pp88)
※"Jumped so high, jumped so high. Then he lightly touched down" ――「MR.BOJANGLES」

「おはよう。とかいってもう夕方だなあ。雨も上がったか……ん。お――――――っ。ちょっちょっと来てごらん。ほら」
「ん? 何やってんだあいつら」
「いや――きれいだなあ」
(ひろこがゴーグルを外す)
「本当にきれいだ」
(「ゴーグル」pp145-148)

「夏も終わりだな……なあひろこ!! こうやってしょっちゅうバイクに乗っているとな。季節が微妙に移っていくのが分かるんだよ!! 目で見ててもわからない季節の変化をな! 匂いとか空気の肌ざわりなんかで感じるんだ!! だから毎日毎日おんなじように見えてもな!! 本当は少しずつ少しずつ変わっていくんだよ!! …………変わっていくんだ」 
(「海を見に行く」pp178-179)



 作品との出会いは奇跡のようなものです。当然のことではありますが、売れているからといって、それが優れた作品だとは限りません。たくさんの読者がいるからといって、その作品が好きになれるといった道理もありません。そもそも、好き、嫌いは人それぞれです。だからこそ、たくさんの作品の中から、本当に好きになれる作品と出会うということは、それこそ人生の伴侶を見出すことと同様に難しく、その一方でまた心の底から嬉しいものでもあります。

 前置きが何だかやけに青臭くなってしまいましたが――

 豊田徹也さんの作品に出会ったときのことは今でもよく覚えています。2008年の梅雨のときでした。仕事で終電がなくなり、次の日も朝早くから会議が入っていたので、仕方なしに会社近くの漫画喫茶に泊まることになったのです。しかし運悪く、ひどくごつごつとしたリクライニングチェアで寝つけず、仕方なしに雑誌『アフタヌーン』を「ヴィンランド・サガ」や「無限の住人」目当てでぱらぱらとめくっていたら、「カプチーノ・キッド」(後に『珈琲時間』に所収)という短編に出会いました。

 わたしが大学生の頃はポール・スミスの火つけもあって、モッズのリバイバルブームがありましたから、ポール・ウェラーが使っていたペンネーム(=カプチーノ・キッド」)をタイトルに付していることにまずピンときました。そして、まるでシネフィルが好む単館作品のような穏やかでシンプルなストーリーにすぐ心奪われました。わたしが豊田徹也さんのファンになるのには、その作品だけで十分でした。

 それから、このあまりにも寡作な作家さんを追いかけて、早四年――

 帯には「在庫一掃大放出!」と不穏なことが記されていますが、ずっと読みたいと思っていた四季大賞受賞のデビュー作「ゴーグル」から、2012年初出の新作短編二編までも含む雑多な六作品がこの短編集には収められています。

 あとがきにもある通り、基本的なテーマは「家族の問題のようなこと」。実際に、母子家庭で育った女性がマリッジブルーになり、昔隣に住んでよくしてもらっていた老人を探偵を使って探し求めるという「ミスター・ボージャングル」、母親のDVを契機にコミュ障となった少女がとあるプー太郎のもとにやってくる「ゴーグル」、その前日譚に当たる少女と祖父との日常の一幕を描く「海を見に行く」、それとさながら『美味しんぼ』のように食によって家族や知り合いが邂逅する「とんかつ」といったふうに、文字通り変化球どたばたコメディとなった「スライダー」や、ショートショートの「古書月の屋買取行」以外は全て家族が中心的に描かれています。

 今巻での一番の注目は、四季大賞受賞作かつデビュー作でありながら、約十年もの間、日の目を見ることのなかった「ゴーグル」であり、おそらくファンもそれを目当てに購入しているはずですが(わたしもそうでした)、実際にお気に入りとなったのはむしろ、ソニー・スティットの「ミスター・ボージャングルス」(※もともとはジェリー・ジェフ・ウォーカーというカントリーシンガーのマイナーヒット曲を、日本でもお馴染みのカントリーバンド、ニッティ・グリッティ・ダート・バンドが戦後に大ヒットさせたもの)の歌詞をベースにしている、タイトルもそのまま、「ミスター・ボージャングル」でしょうか(初出は雑誌『アフタヌーン 2011年4月号』)。

 そもそも「カプチーノ・キッド」との出会いも含めて、「ミスター・ボージャングル」にも出てくる私立探偵・山崎にわたしは惹かれているのかもしれません(一番好きだったのはあの映画監督だけど)。それにラスト前の四ページ。何も台詞がないのが本当にいい。きっとこれが映画になったら、前述の曲が流れているところかもしれません。何というか、本当にカンヌ国際映画祭に出展されそうな作品と言っていいでしょう。

 最後に、漫画でも、ライトノベルでも、キャラクターというのはある程度、誇張されて造形されるものではありますが、豊田徹也さんの描くキャラクターにはそんな脚色が一切ありません。とはいえ、多くの読者は日常に何かしらの問題を抱えていて、作品の中にある種のカタルシスを求めて手を伸ばそうとします。もちろん、個人の問題なんて、簡単に解決できるものではありません。また、漫画の読み切りの程度の分量で、キャラクターが直面する問題が全てが上手くいくわけでもありません。それでも、人も、キャラクターも、前に向かって進みたいと願う――豊田徹也さんの作品には、ありきたりな涙も、笑みの演出さえもないけれど、読者の心を揺さぶるシーンがいくつも詰っています。稀有な、不思議な作家さんだと思います。

 少しビターなコーヒーと共に、たまにはカントリーソングなんかを聞きながら、ぜひともお勧めしたい作品です。



【関連】
【定期】10月4週目のお気に入り

【定期】10月3週目のお気に入り

2012年10月20日 00:00


 こんにちは、mayaです。
 スクエニの3DS用ソフト『ブレイブリー・デフォルト』が面白いらしい……くそー、スクエニというだけでとりあえず様子見したのは失敗だったかあ。でも、今新しいソフトを買うと、ゲームばっかりになりそうだしなあ。と、そんなわけで、現在、購入するかどうかで絶賛悩み中です(そもそも『ダンガンロンパ』の新作も封を切っていない……)。
 さて、10月3週目の個人的にお気に入りメモを残します。


【小説】
 
濡れた魚 上 (創元推理文庫)濡れた魚 上 (創元推理文庫)
(2012/08/25)
フォルカー・クッチャー

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濡れた魚 下 (創元推理文庫)濡れた魚 下 (創元推理文庫)
(2012/08/25)
フォルカー・クッチャー

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 前にも書きましたが、今月はエアポケットのようにちょうど読みたい新刊がなかったので、過去に出ていた作品を物色しました。で、本作は『本の雑誌 2012/11』で取り上げられていたので購入。舞台は数ヵ月後に世界大恐慌を控え、その後にナチス台頭といった転換期を控えた1929年のベルリン。そこで起こったロシア人殺害事件を追うミステリーです。当初はギャング、共産党員やナチ突撃隊が飛び交う波乱の作品ということで期待していたのですが、実際のところ、作品はわりと淡々と進んでいきます。ストーリーの主軸は、とある事件をきっかけに閑職に追いやられた若くて野心のある刑事ラートがたまたまアクシデントに巻き込まれて前述の殺害事件を他の刑事に悟られずに密かに追うといったもので、携帯も今のような科学捜査もない戦前の話ですから、事件そのものは地道な聞き込みを中心にゆっくりと進みます。彩るのは先にも書いた1929年のドイツの状況。共産党員がデモをして、機動警察とぶつかるような世相ですが、それも上巻まで。下巻からはほぼ事件のみが描かれていき、マフィアや伯爵令嬢が出てきます。全体としては、うまくまとまってはいるのですが、もうちょっと事件の二転三転や恐慌前の雰囲気が描かれていればあなあといったところ。今回のエンディングを見ると、もしかしたらシリーズとなって続きがあるかもしれません。それはそれで恐慌突入、ナチス台頭となるわけですからえれえ面白い気もします。なお、タイトルの「濡れた魚」の意味は、当時ベルリン警察で使われていた隠語で迷宮入りを差すようです(あとがきより)。

 
バーニング・ワイヤーバーニング・ワイヤー
(2012/10/11)
ジェフリー ディーヴァー

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 今月は新刊に良いのがないと言っていたら、本屋で見つけてしまった……orz 10/11発売を11/10と勘違いしていたぜよorz それはともかく、海外ミステリの大本命<リンカーン・ライム>シリーズも9作目。宿敵ウォッチメイカー、そしてキャサリン・ダンス、さらにパーカー・キンケイドまで登場しての大盤振る舞い(とはいっても後者二人はちょいとしか出ませんが)。今回は送電システムの異常を利用したアークフラッシュを扱う殺人犯を追うという訳で、東電がらみで色々と電気のニュースを目にする日本ではちょうどタイミングに合った刊行と言えるかもしれません。とはいえ、内容は、代替可能エネルギーを声高に叫ぶ環境団体や環境テロ、そしてウォッチメイカーの登場といったふうに、ストーリーが二転三転するのはいつものこと。今巻で一番うれしかったのはルーキーことロナルド・プラスキーに向けるライムの眼差しでしょうか――ライムはプラスキーがニューヨーク市警監察課のトップに上り詰めるのを見届けてから死にたいと思っていた。(中略)鑑識課を共同で指揮するプラスキーとサックス。それがライムの遺産になるだろう(pp87)。――今巻のラストの数ページで出てくる「最後の事件」を読むと、ライムがいなくなるなんてことはまだまだ先になりそうですが、こういう周囲の人間ドラマも合わせて最高のシリーズです。早く新刊が読みたい。あと、キャサリン・ダンスよりも、新米プラスキー奮闘記的なスピンオフも読みたい!


【漫画】
 
九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子 (ビームコミックス)九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子 (ビームコミックス)
(2012/10/15)
九井諒子

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 昨年の春先に『竜の学校は山の上』(イーストプレス)で商業デビューした九井諒子さん。もともとオリジナル同人誌で話題になっていましたが、そのデビュー作によってネットや店頭でじわじわと口コミで人気が広がり、フリースタイル誌の特集「このマンガを読め! 2012」でも九位につけていました。本作はそんな九井諒子さんの最新短編集となります。収録作品は全七話。全編において、古今東西を問わないエブリデイ・マジック、またハッピーエンディングを迎えていて、読了後ほくほくとなれるところが素晴らしい。竜がタイトルに付いていますが、帯にもある通り、親子がテーマとして一貫して描かれています。お気に入りは、表紙カバー裏のおまけ漫画「淘汰の神」と合わせて終始ほのぼのだった「わたしのかみさま」、また映画『おおかみこどもの雨と雪』の外伝のような「狼は嘘をつかない」、それに唯一のコメディ「犬谷家の人々」……というか全作品が本当に良いのです。ちなみに、「人魚禁猟区」や「犬谷家の人々」のように、もしかしたらわたしが気づかないだけで全編、タイトルもじりがあるかも。いずれにしても、レトロな作風ですが、芯の一本通った最高の作家さんです。めちゃお勧め!

 
ひよこぼっち 1巻 (ファミ通クリアコミックス)ひよこぼっち 1巻 (ファミ通クリアコミックス)
(2012/10/15)
濱元隆輔

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 雑誌『NEWTYPE』誌上で掲載されていた『ぷちエヴァ』が可愛かったので購入。一・二巻同時発売ですが、まずは様子見で一巻のみとなります。卵から生まれた人間型のモンスターのひよこ。生まれてみれば世界は獣人ばかり。それにひよこにはどこか前世の記憶もあって――といった設定はありますが、基本は可愛らしいひよこのドタバタコメディになります。表紙絵を見て、ひよこが可愛いじゃんと思ったらお勧め。前述の通り、雑誌の連載作品になるので、四ページ、多くても八ページ読み切りのショートショート集となります。

 
信長のシェフ 5 (芳文社コミックス)信長のシェフ 5 (芳文社コミックス)
(2012/10/16)
梶川卓郎、西村ミツル 他

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 料理人ではあるけれど、どんどん信長の知恵袋化してきてきた料理人のケン。今巻では堺に出張で、今井宗久や千利休と出会います。もしかしたらずっと堺のターンかなと思ったら、一気に物語は急展開。石山本願寺の顕如の登場、そしてケンと同じく未来からやって来た料理人らしき女性の登場、何より石山合戦、信長包囲網と続き、ついにケンの良き理解者だった森可成が宇佐山城の戦いを迎えます。何だか料理漫画というよりも、普通に戦国漫画になってきた感はありますが、森可成の死後は藤吉郎につくのかな(でも、それじゃあ秀吉のシェフになっちまうぜ)。次巻あたりが転機な感じがします。

 
アゲイン!!(6) (KCデラックス)アゲイン!!(6) (KCデラックス)
(2012/10/17)
久保 ミツロウ

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 今年、個人的に一番青春している作品。5巻のレビューはこちら。さて、まさかのチア部リーダーのあべたまさんが表紙。前巻の煽りにて「恋愛爆弾暴発」とあったのでいったいどうなることやらと思ったら、金一郎くんはレオさんとキスするわ、宇佐美さんがあべたまさんとキスするわ、見事なチュー巻だった。そして、よくは知らない「あのアンドレ」くんの登場。そして何より、鈴木に三年間の記憶がフラッシュバックし、ヒロくんでさえも“アゲイン”をしていると思しき発言を……。そんなふうに後々の伏線巻となりそうな感じでした。さて、宇佐美さんの未来は変わったのか。また、ヒロくんの含み笑いとは――といった感じでこれまた次巻に期待です。

 
神のみぞ知るセカイ 19 (少年サンデーコミックス)神のみぞ知るセカイ 19 (少年サンデーコミックス)
(2012/10/18)
若木 民喜

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 ついに女神編が完結に至る巻。というよりも、歩美とちひろ回が完結に至る巻。実際、古悪魔たちの暗躍は今後もまだまだ続きそうで、一向に解決されていないので、内容的には全然終わりそうにない気もします。登場人物が増えすぎたきらいはありますが、最初の頃のギャルゲー攻略ものに戻らないかなあ……
 
 
神様はじめました 14 (花とゆめCOMICS)神様はじめました 14 (花とゆめCOMICS)
(2012/10/19)
鈴木ジュリエッタ

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 ついに巴衛くんの過去編に突入。さすがに荒ぶっておられます。もしかしたらちと重たい雰囲気になるのかなあと思っていましたが、今巻はむしろ、何気に良い人霧仁くんと、珍しくたくさん登場ミカゲさんと、何より瑞希の神様ミツハちゃんも出てくるといった感じで、見事な寄り道巻になっていました。ちなみに、pp138で巴衛くんに臭いと嫌われていた小物妖怪ですが、これって夜鳥くんなんじゃないのと思ったのは錯覚でしょうか。彼の被っている仮面と、その小物妖怪が何となく似ているんですよねえ……
 
 
はじまりのにいな 3 (花とゆめCOMICS)はじまりのにいな 3 (花とゆめCOMICS)
(2012/10/19)
水森暦

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 1巻が出た頃にツイッターで本作を紹介しまくったら「このロリコンが!」と罵られました……orz 早いものでにいなも高校生となり進路を考えるお年頃になりましたが、今巻での収穫は、篤朗くんの公式ロリコン発言とか、にいなの進路は「この人の隣にいたい」とかよりも、小春ちゃんがえれえかわええ……はっ、しまった。一瞬、一巻の頃のにいなを思い出してトリップ決めてもうた。そして、何より驚愕の最終ページ――第四巻で最終巻(完結)!orz 良い作品は何でこんなにすぐに終わってしまうのか。どんなエンディングが待っているのか、座して一月を待つとしましょう。


【その他】
◆その他
 mokuroku2012.jpg
 電撃文庫2012総合目録配布中(電撃文庫ぶっちぎり! 限界突破フェア)
 地元の書店に置いてあったのでただでもらってきました。オールカラー、文庫紹介に全ての表紙絵付き、そしてカラーピンナップ、四コマ漫画に作者近景こぼれ話もあって、さらにメディアミックスしたコミックスもMW文庫まで網羅しています。別に電撃ファンじゃなくても、ただならもらって損はなし。本屋で目に留まったらGET推奨です。ちなみに、本屋じゃあるまいし、紙ベースで目録を持つのは嫌だなあという方には、ディスクトップアプリやブログパーツのものもこちら(公式HP)でDLできるようです。また、三雲岳人さんのブログにもありましたが、若干内容違いも掲載されているとのこと。他にもあるかもしれませんね。とはいっても、やたらと力の入った目録であることに変わりはありませんが。

【定期】10月2週目のお気に入り

2012年10月13日 21:35


 こんにちは、mayaです。
 新作アニメをがっつりチェックしました。今のところダントツで気になるのは『新世界より』と『中二病でも恋がしたい!』で、前者はEDの「割れたリンゴ」が特にGOODでした。わたしの中で作曲・編曲をやっている尾崎力さんの株が急上昇。また、後者はどこかで見たような要素ばかりではありますが、京都アニメーションらしく女の子が可愛らしく動く、動くっ。本当、こういう小品を作らせたら上手いなあとつくづく実感です。
 それから、漫画を買おうかどうかずっと悩んでいた『BTOOM!』は作画も音楽も良くて原作を買うお金が浮きそうです(おい)。『マギ』はあのクオリティでずっと続くなら原作がそもそも良いだけに神アニメ決定でしょうか。『絶園のテンペスト』、『CODE;BREAKER』はなかなかに中二臭くてGOODでした。『リトルバスターズ』も、わたしはあまりKEY作品が得意じゃないんですが、ギャグ先行でとても楽しめました。
 最後に、一週間遅れとなったノイタミナ新作の『PSYCHO-PASS サイコパス』はOPとEDがかっこよく、あとは主人公が成長して、アクションがカッコ良く演出されて、犯人のドラマが描かれればベターでしょうか。今のままだと、主人公がひじょーに痛々しい性格なので見るのがわりと辛いところです(間違いなく作中で最大のサイコでしょう。犯罪係数にひっかからないだけで)。『ROBOTICS;NOTES』は色々なロボアニメへのオマージュがあり、なかなかに好感触。ただキャラクターが掴みづらいので、数話かけてどんなドラマが生まれるのかに期待です。
 さて、前文がやけに長くなりましたが、10月2週目の個人的にお気に入りメモを残します。


【小説】
 
26662666
(2012/09/26)
ロベルト ボラーニョ

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 本屋に行って手にとって、¥6930-という金額以上にその分厚さに眩暈がした作品。実はまだ購入していません。本当、ピンチョンといい、アレステア・レナルズといい、海外作品は何でこんな売り方をするのか……と店頭でぶつくさ言いそうになったけど、白水社がこの価格、この厚さで勝負してきたってことはきっと本物なんだろうな。読むにはちょっとした覚悟が必要となります。さあ、どうする!(やっぱ年末用だよなあ)

 
オリーヴ・キタリッジの生活 (ハヤカワepi文庫)オリーヴ・キタリッジの生活 (ハヤカワepi文庫)
(2012/10/04)
エリザベス ストラウト

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 2009年のピューリッツァー賞フィクション部門の受賞作。ハードカバーからの文庫落ちになります。以前にも読んだことがあるのですが、スチュアート・ダイベックの『シカゴ育ち』(白水社)のように舞台となる街並み、その香りも、涼しさも、あるいは海のさざなみさえも聞こえてくる作品。読み進めていくほどに味わいを感じられます。そもそもピューリッツァー賞受賞作だけあって玄人好みの渋い作品であることは折り紙付き。秋の夜長にゆっくりと読むのに適した一作。ぜひどうぞ。

 
ロゥド・オブ・デュラハン (このライトノベルがすごい! 文庫)ロゥド・オブ・デュラハン (このライトノベルがすごい! 文庫)
(2012/10/09)
紫藤 ケイ

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 ネット上でなかなかに評判で、しかもTRPG書きの作者さんだということで購入。本格ファンタジーというレビューをよく見かけ、実際、ネクロフィリアや人体練成といったグロテスクな要素もあってダークファンタジー風ではあるんですが、如何せん、主人公の傭兵アルフォンスくんも、彼と道を違える友人の近衛兵ライナルトくんも、あるいは精霊デュラハンことリィゼさんや付き人の死霊フリーダさんも、さらには死術使いのキャラクターたちも含めて、皆、非常に熱くて生真面目。おかげで一歩間違えればどん底に落ち込むかのような重苦しい雰囲気や過去の回想シーンも、結局はバトル、裏切り、さらにバトルといった感じで乗り越えていく為、人を異形に変えていくといった狂気をあまり感じられなかったのがちと残念。ただ、ライトノベルという意味ではよくできた作品だと思います(重々しいばかりじゃ若い読者には敬遠されがちですし)。今後、三カ月連続刊行で別作を出されるとのことですが、本作のような熱いノリ以外の側面を見せてくれれば、面白い作者さんになるんじゃないでしょうか。そこらへんに期待です。

 
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンV<下> (電撃文庫)GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンV<下> (電撃文庫)
(2012/10/10)
川上稔

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 おうふ。Ⅱ巻<下>とほぼ同じ厚さと来たもんだ! しかも初の野郎表紙ときたもんだ! そしてカラーイラストは表裏水着ときたもんだ!(一名若干野郎が混ざっていましたがまあ裏面全部野郎よりはマシじゃけん) 今巻は序盤の二代の婚約騒動、アデーレの人類範疇害ケンベーンで大爆笑。白と黒の双嬢に対してやさぐれた双鉄(ツヴァイ・アイゼン)の紹介と、身体検査や移動教室の後は、長らく竜退治をしていましたから、何というか海原育人さんの『ドラゴンキラーあります』(C.NOVELS)みたいなファンタジー小説を読んでいるような感覚に陥りました。二代と誾さんのコンビもいいですね。とはいえ、最後は「賑やか大戦」の前で小休止に入ってしまうなんて……うあああ。次のⅦ巻では小説史上最も長い二日間が繰り広げられそうです。一年後かあ。待つの辛いなあちくしょう! ちなみに、pp65の二代、pp225の怒りん坊メアリさんがひじょーに可愛い。全体的に薄着と半裸と水着とお風呂多めなので、早くアニメ化でここまでこないかなー。


【漫画】
 
ハイキュー!! 3 (ジャンプコミックス)ハイキュー!! 3 (ジャンプコミックス)
(2012/10/04)
古舘 春一

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 今、少年ジャンプで一番楽しく読んでいる作品。わたし自身がバレーをやっていたこともあって、何だか学生時代を懐かしみながら感情移入して読んでいます。頼むから、ボールで人をコート外にふっ飛ばしたり、ボールが分裂したり、人が分裂したり、仲間が敵のコートに入って裏切ったり、「滅せよ」とか言ったり、恐竜が闊歩したり、気づいたら敵六人をダメージ与えて倒したら勝ちみたいな作品にしないでくらはい(切実に!)。ちなみに、今巻はリベロもエースも戻ってきて、「だからもう一回。トスを呼んでくれ!! エース!!!」とか「俺がいればお前は最強だ!」とか、めっちゃ青春していましたなあ。久しぶりにジャンプに熱いスポ根青春群像劇が帰ってきた感じで、現在、絶賛応援中です。

 
ヒノコ 1 (花とゆめCOMICS)ヒノコ 1 (花とゆめCOMICS)
(2012/10/05)
津田雅美

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 文字とファンタジーの漫画と言えば、直近だと伊藤悠さんの『シュトヘル』がすぐに思いつきますが、あちらは異民族同士の文化戦争の様相を呈しています。それと比すると、本作はどちらかと言えば、何らかの理由で宮中から離れた巫女の貴種流離譚といったところでしょうか。1巻では主にシンとマユラの出会い、彼らを追う王朝役人クランドの紹介がメインで、物語はまだ大きく動きません。王宮、巫女のマユラ、貴種流離譚、それに卑賤出身の少年シンと、王朝役人の青年クランド――これだけ要素が揃っていると、だいたい今後のドラマも読めてはきますが、そこに文字をキーファクターとして入れることでどれだけ化けてくるのか。津田さんの作品だけに新シリーズ開幕ということで期待しています。

 
球場ラヴァーズ~私が野球に行く理由~ 6 (ヤングキングコミックス)球場ラヴァーズ~私が野球に行く理由~ 6 (ヤングキングコミックス)
(2012/10/09)
石田 敦子

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 わたしは巨人ファンなんですが、なぜか惹かれるこの作品。カープファンなら垂涎ものの作品でしょうか(ちなみに野球ファンなら誰でも楽しめる作品だと思います)。で、「ドラマ(シーズン)はついにクライマックスへ!」という不穏な帯と共にページを手繰ると、赤い帽子の人の確定情報が――。そして基町さんと堂町さんがついに――。そして辿り着く『球場ラヴァーズ 私が野球に行く理由』完。うわああああ! と思った矢先、続編『球場ラヴァーズ 私を野球に連れてって』。ちょw わたしの驚きを返してくれw 何はともあれ、今巻は実央の東京ドームでのビール売り子デビューと、宮本2000本安打回でしょうか。何だか三人娘(といっても基町さんは年上だけど)と一緒に本当に球場に行って応援の追体験をしたかのように感じる名作。まだまだ続くというわけで、野球好きにぜひぜひ。

 
87CLOCKERS 2 (ヤングジャンプコミックス)87CLOCKERS 2 (ヤングジャンプコミックス)
(2012/10/10)
二ノ宮 知子

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 全く門外漢の世界なので楽しんで読んでいます。というか、二ノ宮さんの造形する王子様キャラと、天然女の子キャラが好きだったり。さて、前巻ではクロックアップの世界について触れ、キャラクターの紹介含めで面白可笑しく描くことに成功していましたが、今巻ではゲーム大会に移って、どこか『デトロイトメタルシティ』的な感じに……あれ? あれれ? 何か作品のベクトルがおかしな方向へ……。そんな最中、世界ではMIKEさんの記録が続々と塗り替えられていて……というわけで、何だか色々とおかしな感じになってきましたが、まあ、次に期待かなあ、ううむ(前巻のようにクロックアップという素材をうまく切り取ってドラマを創っていくよりも、今巻みたいにテーマもキャラもギャグ優先で進んでいくのかなあ)。

 
あまんちゅ! 5 (BLADE COMICS)あまんちゅ! 5 (BLADE COMICS)
(2012/10/10)
天野 こずえ

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ままんちゅ! (BLADE COMICS)ままんちゅ! (BLADE COMICS)
(2012/10/10)
天野 こずえ

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 まず『あまんちゅ 5巻』ですが、『ARIA』のときよりも本格的なホラーがあったり、かさかさするGが登場したりと、夏合宿は波乱の幕開けとなりました。しかし、夏祭りと花火できっちりとしめたのはさすが。今巻はどちらかというとてこさん中心で、彼女と周りの関係性がより一段と深くなっていったように思います。次巻からは二学期になるのかな。天野さんがダイビングと秋をどのように描くのか楽しみです。『ままんちゅ』の方は子育てを経験した天野さんによる初の四コマエッセイ。明確な起承転結で成り立つドラマではなく、あくまでも日常生活を表紙絵よりもさらにくだけた感じで淡々と綴ったもので、美麗な描写があるわけでもなく、物語がさほどユニークというわけでもありません。そういう意味では、面白さを追求するなら東村アキコさんの『ママはテンパリスト』(集英社)、ドラマを求めるなら宇仁田ゆみさんの『うさぎドロップ』(祥伝社)の方がずっとお勧めです。まあ、天野さんのファンのマストアイテムといった位置づけでしょうか。

 
MIX 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)MIX 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
(2012/10/12)
あだち 充

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 あだち充さんによる長編では5シリーズ目の野球漫画。しかも『タッチ』の二十六年後の世界が舞台。主人公たちはまだ明青の高等部には入ってはおらず中学二年生です。二人の男子は一卵性双生児ではなく、同じ誕生日でありながら再婚した父と母の連れ子で兄弟となった者同士。しかもキャッチャーとピッチャー。そしてヒロインは連れ子兄(本人申告)の実妹。つまり、さながら『みゆき』と同じ状況なわけですよ。これまでの野球漫画ではヒロインはたいてい幼馴染となっていましたが、本線では一線を画しています。そこが新しい! ええと……で、肝心のストーリーは今のところ『クロスゲーム』の焼き直しといった感じではありますが、あだち作品に斬新さなんか必要なしというわけで、これから明青が、あるいは上杉がどう関わってくるのか。物語が動くのは次巻あたりかな。


【音楽】
 
 Nothing's Carved in Stone「Spirit Inspiration」(公式)
 
Silver SunSilver Sun
(2012/08/15)
Nothing's Carved In Stone

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 遅ればせながら、Nothing's Carved in StoneのメジャーデビューのNEWアルバムをレンタルしました。一番驚いたのは、アニメ『絶園のテンペスト』でOPに使われていた「Spirit Inspiration」が入っていたこと。シングル出たら買おうと思っていたので「ええ!?」てのが素直な感想です。他にも「PUPA」がお気に入り。良作揃いです。

 
 「境界線上のホライゾン」Original Sound Track2 試聴(公式)
 
TVアニメ 境界線上のホライゾン オリジナルサウンドトラック Vol.2TVアニメ 境界線上のホライゾン オリジナルサウンドトラック Vol.2
(2012/10/10)
TVサントラ

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 というわけで、10/10は原作のⅤ巻<下>も出るし、サントラも出るしでホライゾンの日。アニメイトで購入しましたが、前作同様、特に購入特典はありませんでした。だが、そんなことはどうでもいいのです。もうめっちゃ神サントラ。神なんて言葉を簡単に使うと信用なくしますが、そうとしか言いようがないから悔しい。詳しいレビューはこちらを参照ください。これで半年は戦えます!


【その他】
◆今週の気になったニュース
・ニューズウィーク日本版(10/12)「貧困国発のうつ病クライシス
 アマルティア・センがノーベル経済学賞を取ったのは1998年でした。これまで途上国の経済が成長しないのは生産性の問題だとされてきましたが、センたちの研究によって教育、福祉、医療といった指標が重視され、世界銀行もUNDPも多面的な研究と実践に取り組んできました。それでも世界はまだ貧しい。わたしが亡くなるまでに貧困がなくなることはないかもしれませんが、子供たちが笑っていられる世界が少しでも近づくことを望みます。

【音楽】加藤達也『境界線上のホライゾン ORIGINAL SOUND TRACK 2』(LANTIS)

2012年10月09日 21:25


 境界線上のホライゾン_ORIGINAL SOUND TRACK 2_BOOKLET
『境界線上のホライゾン ORIGINAL SOUND TRACK 2』(2012/10/10)
 TVサントラ、加藤達也
※10月9日現在、Amazonの商品詳細の画像が上がっていない為、公式の画像より転載。

DISC01
01. あなたと踊る妖精国家
02. 手を伸ばし輪に誘う
03. 焦熱領域
04. たとえ前が暗くても
05. たとえ邪魔されても
06. 格好悪さは人の好さ
07. 忘れはしません
08. 賑やかな日々の中
09. いつかの別れは未来形
10. それでいいと思っていたら
11. 強制逆転
12. 手を取って輪を出よう
13. 決意を秘めて
14. 発信は城の中
15. 鐘が私の心を呼んで
16. チープな意気は高得点
17. 迫る運命の足音よ
18. 彼女に告げて
19. それじゃ嫌だと思っていると
20. 振る舞いは朝のように
21. 待つ心は夜明けを望む
22. 楽も苦も共にするならば
23. Jud.

DISC02
01. 無敵の風が吹き
02. 勇気もて立ち向かう
03. 咆哮は月の銀
04. 疾風は影の黒
05. Save you from anything
06. 幸いに咲く白の花
07. 意思よ届いて
08. 力を見つけて
09. 何もかも無駄ではなく
10. 烈火色の意地の果て
11. 躊躇い無く飛び込むのは
12. 幸いが咲ける場所
13. ZONE//ALONE(TVサイズ)
作詞:畑 亜貴 作曲・編曲:菊田大介(Elements Garden)歌:茅原実里
14. 悲しみは誰の願いでもない(TVサイズ)
作詞:畑 亜貴 作曲:原田篤&fandelmale (Arte Refact) 編曲:矢鴇つかさ (Arte Refact) 歌:結城アイラ
15. ソラノウタ(TVサイズ)
作詞・作曲:奥井雅美 編曲:東タカゴー 歌:奥井雅美
【ボーナストラック】
16. 通し道歌 ・インストバージョン
17. 感情の至る道・インストバージョン
18. 通し道歌・ダンスインストバージョン
19. 通し道歌・小声バージョン
歌:ホライゾン・アリアダスト 作詞:川上 稔 作曲・編曲:加藤達也 歌:ホライゾン・アリアダスト (CV.茅原実里)
20. 通し道歌・ピアノソロバージョン
21. 加速の屋根上・インストバージョン
22. 空を行けば翼があり・インストバージョン
23. 今だから思い出す・ライトアレンジバージョン
24. 境界線上へと・ライトアレンジバージョン
25. 後悔の届く道上へと・ライトアレンジバージョン
26. 感情の至る道・ライトアレンジバージョン

※収録曲リストは公式より転載。
※アニメ『境界線上のホライゾン』の「オフィシャルCD」から「オリジナルサウンドトラック」紹介ページはこちら


※「境界線上のホライゾン」Original Sound Track2 試聴(LANTIS公式)



 こんにちは、mayaです。
 わたしが小さい頃のアニメサントラといえば、浦上靖夫さん、川井憲次さん、田中公平さんあたりが、一昔前ならば菅野よう子さん、岩崎琢さん、梶浦由記さんあたりがとても勢いがあって良い作品を量産していました。ところが、昨今、深夜アニメが増えてきて、そんな勢力図がずいぶんと変わってきて、世代交代が進んでいる感じがします。

 たとえば、澤野弘之さん。もともとアニメに限らず活動なさっていましたが、『戦国BASARA』から始まり『ギルティクラウン』までここ最近のアニメサントラで最高の仕事をしている一人と言えます。あるいは神前暁さん。もともとはゲーム音楽をやっていた方ですが、『涼宮ハルヒ』の「GOD KNOWS…」以降、メジャーな作品でよくお名前を見かけます。他にも『とある魔術の禁書目録』等のI'veの井内舞子さんや、直近だと『新世界より』のEDを担当していた尾崎力さんも要注目ですが、今年は何といっても、『境界線上のホライゾン』の一期と二期の劇伴を担当した加藤達也さんの年だったんじゃないかなと思います。

 実際、二期の劇中で使用されていた曲でも、「決意を秘めて」や「Save you from anything」では疾走感に溢れ、「あなたと踊る妖精国家」、「焦熱領域」や「たとえ邪魔されても」では戦闘シーンを強く、激しく盛り上げ、さらにメアリと点蔵のテーマ曲である「幸いに白く咲く花」でもしっとりと二人のシーンを締めてくれて、アニメを最高潮に引き立ててくれていました。

 また、ブックレットもとてもGOODです。基本、アニメサントラのブックレットには監督や劇伴家のコメントが掲載されることが多いわけですが、本作には一期から引き続き、原作からおなじみのアイコンによる実況通神が付いてさらに賑やかしてくれます(川上稔さんはいったんどんだけ仕事熱心なんや……)。ちなみにそんなコメントの中で一番笑ったのが、DOGEZAのテーマこと「強制逆転」と、珍しい直政ツッコミの「発信は城の中」、誾さんが疑似SHIT表現をかます「勇気もて立ち向かう」でしょうか。ミニアイコンの実況通神は相変わらず文字通りの神クオリティです。

 そうそう、一期のブックレット表紙はホライゾン・アリアダストの涙をクローズアップしていましたが、今回の表紙はメアリのうれし涙が溢れんばかりに散っています。くそ、くそ、点蔵めっ……(壁ドン)。あれ? てことは、三期をやるとしたらブックレットの表紙は誰になるんだろう……ミトツダイラか、意外にネイトママンか。もしくは義経、アンヌたんあたりか(そして松永のおっさんの泣き顔だったら不買運動起こす)。

 さて、一聴してのめちゃお気に入り楽曲は、個人的一期BESTの「燃焼回路」のVER.2と公式表記があった「焦熱領域」、同じく「加速の屋根上」継承曲である「手を取って輪を出よう」、それと「行こうぜ皆」のVER.2「Jud.」。また一期にはなかったタイプの「それでいいと思っていたら」、それと今期の戦闘音楽で一番GOODな「鐘が私の心を呼んで」と、ボーカル曲に外れなしの「Save you from anything」、二期のテーマとも言える「幸いに白く咲く花」。そして何より、実況通神にさえ「この曲が最も好きという人も多いんじゃないでしょうか」と記載された「決意を秘めて」。

 もちろん、前作もそうだったんですが、これから何度も聞いていくうちにお気に入り曲は増えるのは間違いなく、これで後半年は戦えるというものです。しかも、明日はついにⅤ巻の<下>が発売。これはもうサントラ聴きながら一気読みしろってことですね、川上先生!

 そんなこんなで、わたしは今後も加藤達也さんを追いかける所存でございます。
 でも、加藤さんってフリーなのかな、それともどこかの制作会社に所属しているのかな。公式HPも持っていないから、全く動向が分からんぜよ……



【関連商品】
 
TVアニメ 境界線上のホライゾン オリジナルサウンドトラックTVアニメ 境界線上のホライゾン オリジナルサウンドトラック
(2012/01/25)
TVサントラ、ホライゾン・アリアダスト(茅原実里) 他

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【定期】10月1週目のお気に入り

2012年10月06日 22:42


 こんにちは、mayaです。
 秋アニメがはじまりました。今回は期待作が多くて、睡眠時間がどんどんと削られていきそうです。ただでさえ、海外サッカー追いかけるのが大変なのにににに。ついでに海外のドラマまで見ていたらそれこそ48時間あっても足りないよなああああ。
 さて、10月1週目の個人的にお気に入りメモを残します。


【小説】
 
カマラとアマラの丘カマラとアマラの丘
(2012/09/27)
初野 晴

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 わたしは基本、海外の作家さんの作品ばかり読んでいますが、ほんの数人ほど、最優先で新作を追いかけている日本の作家さんがいます。この初野晴さんもその一人。今年も『千年ジュリエット』(角川書店)でがっちり泣かされたばかりで、若手作家の中で今一番注目している方になります(わたしよりも年上だし、未発表期間もあるからわりとキャリアもある作家さんではあるけど)。本作はオムニバス形式の短編集で、廃墟となった遊園地で墓守をしている青年と、その墓にペットを埋葬しに来る訳ありの人々が登場し、前半はいわゆる怪奇譚、そして後半からはミステリ要素が強くなっていきます。若干ネタバレになりますが、共通しているのは全て信用できない語り手。各編のラストでその衝撃に出会い、再度、最初から読み直したくなる誘惑に駆られます。また、初野さん作品全体で言うと、これまでのいわゆるファンタジー、SFやミステリのジャンルミックス作品とも、あるいは青春学園群像ミステリの<ハルチカ>シリーズとも異なり、前半部にて明確にホラー(あるいはオカルト)に挑んでいるのは新境地といってもいいかもしれません。個人的なお気に入りは、作中で一番仕掛けが効いていた「ブクウスとツォノクワの丘」。もう少し前半で見せていたダークファンタジー風味のスパイスが後半にも残っていれば、もっと味付けの面白い作品になったんじゃないかなあとは思いますが、総じて参考文献から見てとれる衒学趣味的な会話も含め、非常に面白い作品だったと思います。



【漫画】
 
おもいで金平糖 2 (りぼんマスコットコミックス)おもいで金平糖 2 (りぼんマスコットコミックス)
(2012/09/14)
持田 あき

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 先月のうちに買って、積んだままになっていました……orz 作中でも作者さんが書いていますが、実に二年半ぶりの作品。とある金平糖を食べると過去に戻ってしまうというタイムリープものの短編集。主人公は皆、それぞれに大切な人の為に過去へと戻るわけですが、SFマインドは少ないものの、ドラマがしっかりとできていて総じてGOODです。作者さんのあとがきによると、「私を少女に戻す恋」がテーマとか。おっさんでもついきゅんとしたり、ほろりとしたり、なかなかに楽しめました。

 
カラメルキッチュ遊撃隊 1 (ヤングキングコミックス)カラメルキッチュ遊撃隊 1 (ヤングキングコミックス)
(2012/09/29)
大石 まさる

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 いわゆる世界崩壊後の終末SFもの。設定にはエヴァ、キャラクター造形には宮崎アニメの影響を感じますし、作品の雰囲気は朝日ソノラマあたりのジュブナイルといったレトロさがあります。終末SFといっても、そんなに厭世的でもシリアスでもないのは作者さんの絵柄のおかげかな。世界観や設定自体にはまださほどユニークさはないけれど、天真爛漫にかけまわる女の子キャラの可愛さも相まって、とても魅力的な作品に仕上がっています。これからシリーズが続いていく中でどんなふうに化けていくのか、とても楽しみです。

 
空が灰色だから 3 (少年チャンピオン・コミックス)空が灰色だから 3 (少年チャンピオン・コミックス)
(2012/10/05)
阿部 共実

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 すでに三巻目。何だか読んでいると脳みそギュルギュル鳴ってくる作品です。1巻の頃に比べて不条理系なエッジは減少している気がしますが、そのかわりにドラマがしっかりとしてきました(と思っていた矢先、ラストにとんでもないのが来ました)。全編に通じるのはシュールとニヒル。今巻は他の巻よりも何となくラブ多めな気もします。気に入ったエピソードは、「第25話 黴春」、「第34話 スカートで隠した」。どちらも今巻で少ないポジティブなエンディングに至った作品です。それと、特に気に入ったわけじゃないけどすげえエピソードは、ラストに収まる「第36話 ただ、ひとりでも仲間がほしい」。もう今巻の白眉でしょう。こういうのがあるから、本シリーズは読み止めることができません。

 
みなみけ(10) (ヤンマガKCスペシャル)みなみけ(10) (ヤンマガKCスペシャル)
(2012/10/05)
桜場 コハル

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 どれだけ千秋が可愛らしく描かれているか。それだけが問題だ――というわけでいきなり巻頭に荒ぶる千秋のカラーピンアップが。そしてしょっぱなのエピソード「第179話 暑いからね」が全員スクール水着で神回だった! 内田・吉野成分も大目でそれなりに満足です。

 
センゴク天正記(15) (ヤンマガKCスペシャル)センゴク天正記(15) (ヤンマガKCスペシャル)
(2012/10/05)
宮下 英樹

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 新シリーズに入って早15巻目。話は毛利攻めの西から一気に東へ。ついに武田征伐甲州総崩れ編です。四・五巻の長篠の戦いにて壮絶に武田四天王を失い(不敗の山県昌景と、不死身の馬場信春の討死は天正記最大のピークだと思う)、そのときに再起を目指した武田家も、気づけば領土拡張で新たな局面へ。浮かんでくるテーマは変革と伝統。真田昌幸を中心に変革へと舵取りをしますが、強兵の誉れに固執する譜代の大名たちによって連邦国・武田家は綻び始めていきます。若干、エピソードを急いでいるようにも見えましたが、あとがきを読んで納得。どうやら全15巻を前提に描いていたとのこと。そんなわけで、「え、ここで終わり!?」という消化不良もありましたが、本能寺の変は第三期に移りました。ところで、第二期の天正記は外伝のライバルものや第一期の立身出世ものとは異なり、織田家の強大さを知らしめ、その過程で他の戦国大名が没落していく様を描いてきました。さて、ついに新シリーズに手本能寺の変に突入。いったいどうなるんだ……

 
センゴク一統記(1) (ヤンマガKCスペシャル)センゴク一統記(1) (ヤンマガKCスペシャル)
(2012/10/05)
宮下 英樹

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 そして何と第二部終了と同時に、一気に第三部の一統記スタート。同時に本能寺編も開始。どんだけ作者さん精力的やねん……。さて、天正記ではスポットで各武将に光を当てていた感じでしたが、一統記では最初から織田信長と明智光秀(とセンゴク)に焦点が当てられています。もともと不気味に描かれてきた光秀ですが、第三部に来てその奇怪さに磨きがかかってきました。曰く、「明智儀は正体がない」と。そして、ラストの織田信長と明智光秀との対面は一統記が始まったばかりだというのにいきなりピーク。このスピードで行くと、本能寺の変は四・五巻あたりか。天正記の最大のピークと被る感じかも。さらに、本巻のピークは本能寺だけでなく、センゴクの挽回と謳われているので、第三部のラストにも超絶期待で新章スタートです。


【音楽】
 
 
ファッションモンスター(初回限定盤)ファッションモンスター(初回限定盤)
(2012/10/17)
きゃりーぱみゅぱみゅ

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 きゃりーぱみゅぱみゅのPVの中では、今回のものは最高にka☆wa☆i☆i。曲も一番キャッチーだし、素直にGETしたいところです。初回限定盤はフォトブックが付くだけっぽいですね(店頭特典もあるだろうけど)。


【その他】
◆今週の気になったニュース
・SHINBUNKA ONLINE WEB本の雑誌(10/1)「第3回絵本大賞、岡田よしたか著『ちくわのわーさん』(ブロンズ新社)
 子供向け絵本でこの表紙……前衛アート過ぎるだろというツッコミはありだと思います。でも、中身が気になる。これで感動泣かせモノだったらどうしよふ。

・ニューズウィーク日本版(10/1)「『ハリポタ』作家の新作は陳腐なメロドラマ?
 イギリスの女性作家ってドロドロのメロドラマ好きですよね。古くはアガサ・クリスティがいますし、最近だとサラ・ウォーターズとか、ゲイル・キャリガーとか、文芸畑でもアニタ・ブルックナーとか、あまり考えずともすぐにぱぱぱっと思いつきます(まあ恋愛を書いていたら何でもメロドラマにする気かとつっこまれそうではあるけど)。ええと、ま、要は面白ければ正義なのです。



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