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【定期】10月4週目のお気に入り

2012年10月27日 21:10


 こんにちは、mayaです。
 一気に寒くなり、風邪が大流行中ですが、わたしの周りではなぜかウィルス性胃腸炎が流行っています……直属のボスが二人とも胃腸炎でダウンとか……まあ、わたしも胃はあまり強くない方なので気をつけよう(と言いつつ、メーヤウで辛いカレーを食したり、陳麻家で坦々麺を三辛にしたり)。
 さて、10月4週目の個人的にお気に入りメモを残します。


【小説】
 
青い脂青い脂
(2012/08/23)
ウラジーミル・ソローキン

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 先週から引き続き、『本の雑誌 2012/11』からの紹介で恐縮ですが、大森望さんと豊崎由美さんがよりにもよって同時に取り上げちゃったロシアの大変人ウラジミール・ソローキンの作品。この二人の評が被ると、はるか昔の『ダヴィンチ』誌でもそうでしたがまず外れはありません。しかもどちらもべた褒めときたなら迷わず購入でしょう。てなわけで、先週はフォルカー・クッチャーの『濡れた魚』(創元推理文庫)でドイツ史を紐解いたので(結局は大して解かなかったけれど)、今週はロシア史かと思って読んでみたら――ええと、あの、大森さん、豊崎さん、わし、この本に書いてあることが意味不明でさっぱりと分かりませんですたい……(T_T) それもそのはず。脚注はあれどもロシア語に様々な言語をミックスさせたらしき未来言語なるものが延々と百ページぐらい続いて、さながらジョイスの『フィネガンズ・ウェイク』かよとツッコミたくなるんだけど、まあ、実際にソローキンが目指したのもそこらへんなんだろうなあ。話としては東シベリアの遺伝子研究所が七人の文豪のクローン、トルストイ四号、チェーホフ三号、ナボコフ七号、ドストエフスキー二号などを生みだし、創作時に分泌される“青い脂”を採取してさあこれから何かすげえことが始まるぜェってときに、どういう因果かロシア大地交合者教団とかいうカルトに奪取されて、でもってタイムトラベルして、なぜかヒトラーが健在で欧州をほぼ支配し、スターリンとフルシチョフが「あーッ」している1954年のモスクワにたどり着いて、さらにさらにさっきのよく分からない文豪のクローンたちのパロディがずんどこずんどこ挿入されていって……ええと、あの、いったい、わたしは本当に何を語っているんでしょうか。とりあえず、学のないわたしにとっては理解するんじゃない、感じるんだといった作品で、面白かったというよりも、凄かったとしか言いようのない作品。いやあ、世界は広いなあ本当に。たぶん、どっかの偉いロシア文学者さんとかサブカル研究者さんとか『ユリイカ』さんとかが取り上げて、あーだこーだと色々語りそうですが、わたしはもういいですはい。でも、脳内ギュルギュルさせたいならめちゃお勧め(たぶん)。

 
ミナの物語ミナの物語
(2012/10/11)
デイヴィッド・アーモンド

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 本屋で見つけた瞬間、思わず「うひゃあ!」と小躍りしたくなってしまった作品。カーネギー賞とウィットブレッド賞受賞作『肩甲骨は翼のなごり』(創元推理文庫)のデイヴィッド・アーモンドの新作。しかも、よりにもよってその作品の前日譚に当たります。で、内容としては幼いミナの日記であり、ありていに言うならば彼女が学校に馴染めずにドロップアウトして、家の周りを冒険したり、フリースクールに通ってみたり、結局は母親のもとで家庭教育を受けることになったり、そういった諸々のことを通じて、最終的には隣に越してくるマイケルと出会うまでの日常を綴った作品。先の『肩甲骨は翼のなごり』も、アーモンドは児童向けに書いたと発表しているけど、本書はそれよりもさらに低学年の子供向きに記されていると言っていいかもしれません(実際にフォントいじりやページの黒塗りなど装丁も絵本みたいに賑やか)。とはいっても、大人の視点で読んでみると、ミナの母親が創造性豊かで少し閉じこもりがちな子供と向き合う物語として見ることもできます。また、ラストページのカタルシスを得る為にも、『肩甲骨は翼のなごり』は必読(そういう意味ではファンブックと言ってもいいかもしれません)。My NAME is MiNA. という言葉の色どりがOPとEDでここまで異なるのだから、アーモンドの作品は魔法だと思う。


【漫画】
 
魔女の心臓(1) (ガンガンコミックスONLINE)魔女の心臓(1) (ガンガンコミックスONLINE)
(2012/10/22)
matoba

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 デビュー作『ほしのこ』(スクエニ)がめちゃくちゃ可愛かったmatobaさんの新シリーズ。前作でもドラマ作りの力があるよなあと実感していたのですが、如何せん絵柄の可愛さが先行しているようにも見えて、何だかちょっと損しているように感じていました。しかし、本作では、そのキャラクター作りの妙と連作短編としての構成力がついに本領発揮しています。内容は、心臓を失くし、空の胸腔を抱く不死の魔女ミカと、その旅の共をする喋るランタンのルミエールのロードノベルで、五百年前に自分の心臓を持ち去った妹を探しているといったもの。今巻は全て読み切りに近い短編で構成されており、悲劇も、喜劇も描かれており、ファンタジーにありがちな突飛なキャラも設定も出てくるわけではありませんが、とても力強い物語となっています。お気に入りは「第1話 深雪の森」、「第3話 君想う謳」――ルミエールくんとの回想で出てきますが、どうやらミカさんはどこかのお姫さまのようですね。妹さんがなぜ心臓を持ち去ったのか。元執事にも竜にも体現できるらしきルミエールくんとは何者なのか。何より、他四作とは明らかにタイトルの異なる「第5話 関門にて」の引きで出てきた不死の秘密を探るヴィオティーテ姫とは……。あくまでも私見ですが、PEACH-PITさんの作品が好きな方には絶賛お勧めです。

 
ゴーグル (KCデラックス)ゴーグル (KCデラックス)
(2012/10/23)
豊田 徹也

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 四季大賞受賞の表題作が載っている短編集。ついに読めたどー。本当に寡作の作者さんなので一読者としては新刊を待つのが辛いのですが、収録されているのは六編(内一篇のみショートショート)。こう言うと失礼かもしれませんが、シネフィルが好む単館系作品といった趣きがあり、珠玉の短編集です。今年のベストに入れてもいいくらい。詳しいレビューはこちらで書いています。

 
バガボンド(34) (モーニング KC)バガボンド(34) (モーニング KC)
(2012/10/23)
井上 雄彦

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 えれえ久しぶりな新刊だなあと思って調べてみたら、33巻が出たのは2010年5月……まさか二年も経っていたとは……。本作における語りは、吉川英治さんが産み出した本位田又八というキャラクターが行っていて(今巻でも久しぶりに橋の上に佇む老いた又八が登場)、そういう意味では、『武州伝来記』『二天記』といった代表的な武蔵伝を記した宮本伊織を意図的に隠すのかなとずっと思っていたわけですが、今巻で初めて童の伊織が登場。また、佐々木小次郎もついに豊前の小倉藩の剣術指南として招かれます。内容的には吉川英治さんの『宮本武蔵』全8巻のうち、6巻あたりまで来たかなといったところで、残すは武蔵が幕府指南役へと招かれてお通と結婚するかといったエピソードと、あとは細川家士官が先に来ましたが佐々木小次郎の武勇伝といったところでしょうか。又八の将軍暗殺エピソードも消化するのかな。でも、井上雅彦さんのことだから、次の一巻丸ごと使って武蔵の農耕エピソードをやりそうな気も……。

 
GIANT KILLING(25) (モーニング KC)GIANT KILLING(25) (モーニング KC)
(2012/10/23)
ツジトモ

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 新刊が出るのが最も楽しみな漫画。もう25巻にもなるんですね。全然勢いが止まらないからすごいや。たぶん、今シーズンで東京ETUが優勝して終わる気もしますが、今巻は前巻に引き続きサポーター・スカルズ結成回。わたしも好きな野球、サッカーチームはあれど、そこに多くの時間を費やすサポーターという程ではないので、なかなかに興味を持って読むことができました。ツジトモさんの作品はこういう周辺ドラマを浮かび上がらせるのがいつもながら上手いですよね。リーグ戦の方は策士ヴェンゲルもといミルコヴィッチが率いる千葉との戦いで、サポーター回もまだまだ続きそうです。

 
日常 (8) (カドカワコミックス・エース)日常 (8) (カドカワコミックス・エース)
(2012/10/24)
あらゐ けいいち

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 昨年、京都アニメーションによるアニメ化による賑やかしもありましたが、1巻の頃からずっと追っているオールドファンとしては、やっぱり原作は別格です。帯にあった「はかせ時計」と「日常マフラー」が気になる。特に後者なんかふつーに着て外に出られるでえ。エピソードとしては「日常の132」が好き。今巻は中村先生が色んな意味でたくさんテイクオフしていた気がします。カバーをめくって出てくる「ゆっこ・麻衣・みおの中学時代プレイバック」もあり。ていうか、中学時代のショート麻衣さんもかわええ。

 
なかじまなかじま 1 (花とゆめCOMICS)なかじまなかじま 1 (花とゆめCOMICS)
(2012/10/24)
西炯子

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 『なかじまなかじま』ってタイトルなんぞw と、思わずツッコミを入れたくなる新シリーズ。本人いわくドブスだけど、どう見てもブスには見えないスレンダー美人の北白河さん。メガネ、長身、陸上オタクでショタ。かなりのネガティブ思考の持ち主で、何でも悪く考えがちなので、映画監督の中島圭に「ドブス」と言われつつも女優として誘われても断ってしまう始末――と、まあ、いわゆるシンデレラストーリーに当たると思うのですが、北白河さんがマイナス過ぎてややストレスフルかも。脇を固めるおデブで過食な桜沢さんと、高校陸上界のエース中島俊くんがむしろ魅力的。タイトルが『なかじまなかじま』なことから、映画監督(父)と陸上エース(息子)の二人で北白河さんを取り合い、本人は引っ込み思案で悪い方にばかり考えてなかなか決着がつかないという流れになっていくのは見えてくるだけに、どう転がすかがポイントだとは思うのですが、個人的にはやはりヒロインのネガティブさが若干合わないかなあ。あと、どうでもいいことだけど、『恋と軍艦 3巻』にも映画の撮影現場が出てきましたね。どこかに取材に行ったのかしらん。

 
恋と軍艦(3) (講談社コミックスなかよし)恋と軍艦(3) (講談社コミックスなかよし)
(2012/10/24)
西 炯子

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 実は、西炯子さんの作品ではなかなかにティーンズっぽくて個人的にはお気に入りの<恋と軍艦>シリーズ。今回も、ヒロインが映画の主演女優に選ばれるというありえないファンタジーをかましてくれますが、何だか小学生あたりの読者にキラキラした夢を見させる工夫みたいなものが透けて見えてきて、逆に好感が持てます。今巻の収穫は入市アレクサンドルと篠原さんの仲(!?)が進展したといったところでしょうか。

 
化けてりや(1) (ビッグガンガンコミックス)化けてりや(1) (ビッグガンガンコミックス)
(2012/10/25)
たかはし 慶行

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化けてりや(2) (ビッグガンガンコミックス)化けてりや(2) (ビッグガンガンコミックス)
(2012/10/25)
たかはし 慶行

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 公式HP上の第一話から第三話を試し読みしたらなかなかに引き込まれたので期待して購入。正直なところ、キャラクターの行動もストーリーも破綻している作品で、京都の街を燃やし壊した妖怪を「やっつけよう」となった後に「こいつをッ助けてやってくださいッ!!」とか、どエスな唯我独尊お嬢様がちょっとした一夜の体験や幼女化で一気にデレたりとか、そういったバランスの悪さは散見されるし、主人公は妖怪の餌ということで力がなく、今のところ津久井という妖怪のシナリオに乗せられているだけの存在なので、いまいちカタルシスが見出せないのと、作品のゴールが見えてこないことも含め、何だかややとっちらかった漫画だなあという印象は拭い切れません。とはいえ、そんな瑕疵をくつがえすぐらいに、各キャラクターに魅力があります。行動は破綻しているけど、巻き込まれ体質でへたれな主人公が見せるキレ芸は個性的だし、どエスお嬢様の鞭打ちシーンもいい(話が進むごとにデレになりますが……)。津久井はイケメンにならない方がよっぽどカッコいいし、今のところあまりフューチャーされてない口数の少ない一井さんも可愛い。要は、そんな個性的なキャラクターを破綻なくまとめ切れば「化け」る作家さん、あるいは作品になるんじゃないかなと思います。


【音楽】
 
 RIZE『LOCAL DEFENSE ORGANIZATION』(公式)
 
LOCAL DEFENSE ORGANIZATION(初回限定盤)LOCAL DEFENSE ORGANIZATION(初回限定盤)
(2012/10/17)
RIZE

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 気づけばRIZEも15年ですか……自分も年をとるわけだなあとつくづく実感。二年ぶりのシングルカットですね。かなり遊び心に溢れた曲で、イントロで聞こえてくる「WE LOVE YOU」がサビでも効果的に使われていてめちゃ好感触。


 
 flumpool「Answer」Music Video Short ver.(公式)
 
Answer 【初回盤A  with visual content】(CD+DVD)Answer 【初回盤A with visual content】(CD+DVD)
(2012/11/07)
flumpool

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 アニメ主題歌みたいでかっこいいじゃんと思ったら、TBS系ドラマの主題歌でした。残念。でも、どちらかと言うと、ノリノリな曲を作ってもどこかアンニュイな感じになるFlumpoolにしては珍しく、徹頭徹尾ポップでかっこいい曲なんじゃないかなあと思います。


【映像】
 
 映画『メン・イン・ブラック3』オリジナル予告編(シネマトゥデイより)
 
メン・イン・ブラック3 blu-ray & DVDメン・イン・ブラック3 blu-ray & DVD
(2012/10/26)
ウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズ 他

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 10月24日からレンタル開始というわけで借りてきました(本当は映画館で観たかった……)。で、トミー・リー・ジョーンズがジョシュ・ブローリンに代わっていたのを除けばいつものメンインブラックでした。とはいってもこのシリーズの魅力がウィル・スミス(=エージェントJ)とトミー・リー・ジョーンズ(=エージェントK)の奇妙な掛け合いにあるというのは確かで、そういう意味ではジョシュ・ブローリンが若い頃のKを演じ切っていたのは見事。また、ややネタバレになりますが、Kの過去とJの生い立ちがこのシリーズで初めて見れたのは良かったですね。アポロ11号とか、ミラクル・メッツ、アンディ・ウォーホールやジャニス・ジョプリンとか小ネタが効いているのもGOODでした。少し残念だったのがエージェントMことマイケル・ジャクソンと、エージェントZことリップ・トーン、それに犬のフランクが出てこなかったこと。マイケルは仕方ありませんが、リップ・トーンはやはり御年かなあ(調べたら81歳でした)。フランクに至ってはJの家で遺影になっていたw そういえば、シリーズ2でエージェントとなったロザリオ・ドーソンはどこいったんだろう。


 
 
【Amazon.co.jp限定】ストライクウィッチーズ劇場版Blu-ray限定版 (劇場版後日談ドラマCD「坂本美緒少佐陣中日誌」付き) (完全限定生産版)【Amazon.co.jp限定】ストライクウィッチーズ劇場版Blu-ray限定版 (劇場版後日談ドラマCD「坂本美緒少佐陣中日誌」付き) (完全限定生産版)
(2012/10/26)
福圓美里:宮藤芳佳、内田彩:服部静夏 他

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 実は密林さんでの購入予定がないので、劇場版後日談ドラマCD「坂本美緒少佐陣中日誌」を聞くことができないのが悔やまれるのですが、やっと発売ということで、これで夜な夜な『ストライクウィッチーズ 劇場版 オフィシャルファンブック コンプリートファイル』(角川書店)をめくっては映画を思い出していた日々が終わるのかと思うと胸に込み上げてくるものがあります。響での「501st JFW.OA~第五○一統合戦闘航空団公式放送~」でも福園さんが出てきて応援していましたが、はあ、第三期早く来ないかなあ。


【その他】
◆今週の気になったニュース
・IT Medeia ねとらぼ(10/23)「30過ぎのオッサンが書いた女の子向けゲームのレビューが熱いと話題に
 3DSの『わがままファッション GIRLS MODE よくばり宣言!』(任天堂)のアマゾンのカスタマーレビューが熱いというお話。別におっさんが少女小説や少女漫画を読んでも、女の子向けゲームをやってもいいじゃない。ホモゲーレビューなら熱いがな!

・時事ドットコム(10/25)「今年12月の世界終末説はうそ=マヤ団体が政府・観光業批判-グアテマラ
 このブログの主もそうですが、本当にマヤとつくものにろくなものがないという例。


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